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(地 蔵 寺)

​宗派・浄土宗

京洛六地蔵巡り

京都六地蔵巡りの霊場で、本尊の地蔵菩薩は平安初期小野篁が一度息絶え冥土へ往き、生身の地蔵尊を拝し甦って後、一本より六体の地蔵菩薩を刻んだ尊像である。

 

保元二年平清盛が、都の安泰を祈るため洛内に通じる六街道の入口の一つであるこの桂の地に分祠したものであり、世に姉井地蔵菩薩(2.6m)と呼ばれている。

 

境内に鎌倉初期の薬師如来(石仏)宝筐院塔もある。

 

寺院名 地蔵寺

 

住 所  〒615-8071

     京都市西京区桂春日町8

 

電 話  075-381ー3538

            ・ 2633

​拝観時間  9時~17時

 

交 通  阪急…「桂駅」下車 徒歩IO分

 

 

 年中行事

 

2月=節分(3日)

 

5月=花まつり(8日)

 

8月=六地蔵巡り

      (22・23日)

 

9月=薬師盆(8日)

     ミ ニ 説 法

 

昔々、山陰道を毎日道普請する白髪白髯の老人がありました。車をひく人も牛馬も苦労するので、老人は溝土をあげ穴を埋め道を直した。村人は何人だろう、無言でよく働く人だと思った。来る日も来る日も続いた。

 

何処の人か見届けたいと陽の落ちるのを待って老人の後をつけた。村の西端ずれの桂地蔵の裏藪に入ったまま姿がみえなくなった。

 

それから村人は桂地蔵様のご化身だと語り、旅の守り仏、交通安全のお地蔵様と云われる様になった。(伝説法話から)

 

     住 職  寺 田 智 誠

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