(双 林 院)
宗派・天台宗
あらゆる望みがかなう聖天さん
百を超える仏像を合わされた
不動明王をまつる
当院は毘沙門堂門跡の塔頭、寛文五年(1665)に公海(准三宮)によってこの地に再建された。
当院は阿弥陀如来を本尊としたが、明治元年、毘沙門堂公遵親王ご持仏の歓喜天(聖天)を賜り、聖天堂を建立しお祀りした。
以来、霊顕あらたかとして、日参する人、親子三代にわたって信心する人など多く、信仰のメッカ山科聖天として有名。不動堂にはめすらしい不動様も祀られている。
寺院名 山科聖天(双林院)
住 所 〒607-8003
京都市山科区安朱稲荷山町18-1
電 話 075-581-0036
拝観料 境内自由
拝観時間 8:00~17:00
(冬季8:00~16:00)
交 通 JR・地下鉄「山科駅」下車
徒歩15分
年中行事
月参り 聖天尊
毎月1日・16日・不動尊28日
1月 正月初詣・福を招く福笹授与
(1日~7日初浴油修行)
1月 最初の寅の日 初寅祭
(初護摩供・甘酒接待)
2月3日 節分会(厄除け星祭御守授与)
5月下旬 (大護摩供・護持会総会)
11月下旬 浴油供二十一座修行
(園遊会開催)
ミ ニ 説 法
当院の本尊「聖天尊」のご利益は現世利益が中心で、御本誓として「現世の苦を除き現世の幸福を増す」と説かれ、ただ一心不乱に念じおすがりして祈ると家業繁栄、難病平癒、子宝成就など、心願成就や「災い転じて福となす」不思議な『おかげ』が現れ、悩める人の願いを全て聞き届けられるという有難いご利益があります。信仰は知る事ではなく行(ぎょう)ずることによってのみ、おかげが現れます。御縁を頂かれましたら是非とも続けてお参され、一生の御利益を御受けください。
住 職 田 中 良 宣